ついに朝晩の寒さに負け、作業着が長袖になりました、マリーナのyuuです。

まだまだジェットに乗られている方、今の時期ウェット・ドライで乗られている方はまだまだいらっしゃいますが
だんだんとメンテナンスのご依頼が増えてきました。
先日、レンタル艇をメンテナンスしたのでピンポイントで内容をご紹介します。
レンタル艇はGTI SE 130
紺色の今となっては地味ですが個人的には無駄のないスタイリッシュで扱いやすい艇です!
SEA-DOOはペラのあるポンプケース内のベアリングが摩耗や塩害で破損・損傷してしまうことがあります。
ペラやウェアリングが綺麗でもベアリングがガタガタになっていて、それを修理した場合、高額修理になってしまいます。

絶対的な原因は不明ですが、
高速回転している部品なので隙間から水が浸入してしまい錆びてしまったり
グリス切れなどで潤滑不足で破損してしまうのではと思っています。
というわけで清掃しました!

三角コーンは…残念でした…

どうしても入ってしまう水分と混ざって、はちみつ色のグリスが泥パックのクリームみたいになっています。
このまま放置して乗り続けるとポンプケースのベアリングが錆び始め、ペラが回りにくくなり高額修理になっていきます。

グリス切れのカラッカラ状態だと錆びまっしぐらです。
 

実際にハードワークにノントラブルで耐えたレンタル艇が何よりの証拠です!数年ポンプケースはきれいなまま!ベアリングのごろ付きなし!

ポンプのガラガラ音が大きいなと気になっていませんか?
冬期メンテナンスでは追加作業でポンプケースを外して点検させていただいております!
三角コーン内のグリスの打ち直し、塩のたまりやすいポンプケース周辺ボルトの清掃、ベアリングのゴロつき点検
主要部品を劣化させないために超おすすめの作業になります!

できれば毎年!少なくとも2~3年に一度、ポンプケース綺麗にしてあげてください!
是非、冬期メンテナンスとご一緒に!
 
yuu